ガス遮断器の無停電による過熱異常検出手法の検討(その2)
ガス遮断器の無停電による過熱異常検出手法の検討(その2)
カテゴリ: 部門大会
論文No: 266
グループ名: 【B】令和3年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2021/08/12
タイトル(英語): Study on detecting method of overheat defect on live-line for gas insulated circuit breaker (Part 2)
著者名: 杉本敏文(中部電力),熊澤昌宏(中部電力)
著者名(英語): Toshifumi Sugimoto (Chubu Electric Power Co., Inc.), Masahiro Kumazawa (Chubu Electric Power Co., Inc.)
キーワード: ガス遮断器|過熱異常|無停電点検手法|赤外線温度分布測定器|温度センサ|Gas insulated circuit breaker|Overheat defect|Live-line maintenance method|Infrared thermo-viewer|Temperature sensor
要約(日本語): 当社では,ガス遮断器の主接点の過熱異常検出手法の検討を行っており,タンク表面温度測定は日射の影響が無い時間帯(早朝や夜間)での実施が効果的であることがわかった。今回,定点測定の温度センサも使い,夏・秋・冬でそれぞれ通電試験を行って,異常検出の可能性の検証を通じて季節・風速・負荷電流による違いについて確認し,遮断器の無停電による異常検出技術の検討を行った。その結果,タンク上側の温度センサにて,熱暴走を検出することができ,センサによる定点測定が過熱検出として有力であることがわかった。また,季節・風速・負荷電流の違いによる影響も確認することができた。今後は現地変電所での実機遮断器での観測を行う。
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