放電による電極劣化の影響を考慮した真空中のインパルス比計測
放電による電極劣化の影響を考慮した真空中のインパルス比計測
カテゴリ: 部門大会
論文No: 269
グループ名: 【B】令和3年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2021/08/12
タイトル(英語): Measurement of Impulse Ratio in Vacuum considering De-conditioning Effect of Electrode
著者名: 道念大樹(三菱電機),西村勇佑(三菱電機),山口弘覚(三菱電機),三木真一(三菱電機),宮下信(三菱電機),佐藤基宗(三菱電機)
著者名(英語): Taiki Donen (Mitsubishi Electric), Yusuke Nishimura (Mitsubishi Electric), Hirosato Yamaguchi (Mitsubishi Electric), Shinichi Miki (Mitsubishi Electric), Makoto Miyashita (Mitsubishi Electric), Motohiro Sato (Mitsubishi Electric)
キーワード: 真空遮断器|真空インタラプタ|インパルス比|コンディショニング|放電電荷量|Vacuum Circuit Breaker|Vacuum Interrupter|Impulse ratio|Conditioning|Breakdown Charge Amount
要約(日本語): 真空遮断器の高電圧化実現に向け,課題となるのがインパルス耐電圧性能である。絶縁設計における基礎特性であるインパルス比は,インパルス破壊電圧と交流破壊電圧の比であり,真空中においては1.0~1.3 程度であると報告されているが,機器設計上重要となるばらつきを考慮したデータは十分でない。この要因として,真空絶縁において放電電荷量による電極損傷の影響が無視できないことが挙げられる。インパルス試験の放電電荷量は交流試験と比べて大きく,これによる電極の損傷・劣化に起因したばらつきがインパルス比自体のばらつきに重畳してしまう課題がある。本論文では,絶縁試験時の放電電荷量の影響を考慮した上でインパルス比計測を行った結果を報告する。
PDFファイルサイズ: 447 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
