特殊巻線変圧器を用いた変圧器多重化方式による高調波低減に関する検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 295

グループ名: 【B】令和3年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2021/08/12

タイトル(英語): A Study on Harmonics Reduction by Transformer Multiplexing Method with Specially Wound Transformers

著者名: 池田和樹（愛知工業大学），雪田和人（愛知工業大学），松村年郎（愛知工業大学），七原俊也（愛知工業大学），後藤泰之（愛知工業大学），加藤彰訓（河村電器産業），吉田伸二（河村電器産業）

著者名(英語): Kazuki Ikeda (Aichi Institute of Technology), kazuto Yukita (Aichi Institute of Technology), Toshiro Matumura (Aichi Institute of Technology), Tosiya Nanahara (Aichi Institute of Technology), Yasuyuki Goto (Aichi Institute of Technology), Akinori Kato (Kawamura Electric Inc.), Shinji Yoshida (Kawamura Electric Inc.)

キーワード: 高調波|変圧器多重化方式|harmonic|Transformer multiplexing method

要約(日本語): 近年パワーエレクトロニクスの発展に伴い半導体機器が普及し，これらから発生する高調波が系統へと流出することにより機器の効率低下や部品劣化などの影響を及ぼす場合がある。そのため，系統に流出する高調波を低減する方法として変圧器多重化方式やリアクトル方式などが用いられている。本研究ではこれまで，特殊巻線構造を用いて多相化した変圧器によるAC-DC変換に関して検討してきており，本方式は高調波低減に有効であると考えられる。そこで，本論文では特殊巻線変圧器を用いた変圧器多重化方式による高調波低減に関して測定を行った。その結果，本方式は従来方式の24パルスコンバータと同様に高調波が低減することを確認した。

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