コンデンサ用直列リアクトルの新しい温度上昇試験方法の提案― 中間周波試験 ―

カテゴリ: 部門大会

論文No: 41

グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2022/08/26

タイトル(英語): A Proposal of a New Temperature Rise Test Method for Series Reactor Connected with High Voltage Capacitor - Middle Freuency test

著者名: 前地洋明（日新電機），桑田稔（日新電機），藤原耕二（同志社大学）

著者名(英語): Maeji Hiroaki (Nissin Electric,Co.,Ltd.), Minoru Kuwata (Nissin Electric,Co.,Ltd.), Fujiwara Koji (Doshisha University.)

キーワード: コンデンサ用直列リアクトル|高調波重畳|鉄損|中間周波試験|series reactors for high voltage power capacitors|harmonic superimposition|iron loss|middle frequency test

要約(日本語): コンデンサ用直列リアクトルの新しい温度上昇試験方法の提案　― 中間周波試験 ―コンデンサ用直列リアクトルは，高圧および特別高圧進相コンデンサに直列に接続され，系統の電圧歪みの軽減，およびコンデンサ設備投入時の突入電流を抑制する目的で使用される。コンデンサ設備にリアクトルを直列に挿入することは，JIS C 4902-2：2010「高圧及び特別高圧進相コンデンサならびに付属機器 －第2部：直列リアクトル」において原則化されている。規格では3種類の温度上昇試験方法が規定されているが，それぞれに課題がある。そこで，課題を解決する方法として，基本波と第5調波の中間の周波数を用いる新しい温度上昇試験方法を考案した。提案法の有用性を確認するため，小形の実規模器を用いた試験を実施し，良好な結果が得られたので，これを報告する。

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