慣性機能付きインバータに関する短絡電流低下に伴う影響の検討
慣性機能付きインバータに関する短絡電流低下に伴う影響の検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 105
グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2022/08/26
タイトル(英語): Examination of the influence of a decrease in short-circuit current in an inverter with inertial function
著者名: 望月佑都(工学院大学),野呂康宏(工学院大学),松浦隆祥(東京電力ホールディングス),宮崎聡(東京電力ホールディングス),濱田拓(東京電力ホールディングス),宮崎輝(東京電力ホールディングス)
著者名(英語): Yuto mochiduki (Kogakuin University), Yasuhiro Noro (Kogakuin University), Takahiro Matsuura (Tokyo Electric Power Holdings Inc.), Satoshi Miyazaki (Tokyo Electric Power Holdings Inc.), Hiromu Hamada (Tokyo Electric Power Holdings Inc.), Teru Miyazaki (Tokyo Electric Power Holdings Inc.)
キーワード: 再生可能エネルギー|慣性機能付きインバータ|短絡電流|保護リレー|下位系統|Renewable Energy|Inverter with inertia function|Short circuit curren|Protection relay|66kV system
要約(日本語): 再生可能エネルギーの導入拡大に伴い電力系統にインバータ電源が導入されると、インバータには同期発電機が持つ慣性力や同期化力等が無いため電力系統が不安定になる可能性がある。そのため、同期発電機を模擬したインバータの研究が進められている。しかし、インバータは一般的に過電流に対する耐量が小さく、系統事故時に停止させるか電流制限をかける必要がある。将来このようなインバータが大量に導入され、一方で同期発電機が減少していくと、事故発生時の短絡電流が低下し、これが電力系統や保護リレー等に影響を与える可能性がある。しかしながら、どのような影響を与えるのか把握し対策の要否を検討した例はほとんど見当たらない。そこで、慣性機能付きインバータに関する短絡電流低下に伴う影響の検討を行い、基幹系において電流差動リレーを用いる場合の影響の有無を確認する。
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