Grid forming inverterを適用した蓄電システムにおける充電中慣性力の実測評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: 118

グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2022/08/26

タイトル(英語): Measured Inertia Evaluation for Charging Battery Energy Storage Systems Applied Grid Forming Inverters with Inertia supported control

著者名: 小川健一郎（東芝），林強（東芝），司城徹（東芝），兼清靖弘（東芝）

著者名(英語): Kenichiro Ogawa (Toshiba Corporation), Qiang Lin (Toshiba Corporation), Tetsu Shijo (Toshiba Corporation), Yasuhiro Kanekiyo (Toshiba Corporation)

キーワード: 分散電源|仮想同期発電機|電圧制御型インバータ|電流制御型インバータ|疑似慣性|マイクログリッド|distributed sources|virtual synchronous generator|grid forming inverter|grid following inverter|synthetic inertia|micro grid

要約(日本語): 低炭素化社会の実現に向け、化石燃料に依存する火力発電に代えて再生可能エネルギー電源の電力系統への導入が国内外で進んでいる。再生可能エネルギー電源の多くは電流制御型インバータ(GFL: Grid Following Inverter)を介して電力系統に交流で連系される。GFLが電力系統の中で増加する事により、慣性力低下に対する電力系統の調整力不足が懸念されている。変動性再生可能エネルギー電源の系統導入量が大幅に拡大する将来を見据えて、疑似慣性を供給する電圧制御型インバータ(GFM: Grid Forming Inverter)を搭載した定格20 kW、電池容量14.9 kWhの蓄電システム(BESS:Battery Energy Storage System)を開発した。本稿では、疑似慣性ありGFM制御のBESSが充電中及び待機中に負荷変動が生じた際に、電力系統に慣性力を提供できる事を確認したので報告する。

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