スポット市場におけるブロック入札を考慮したマルチエージェントシミュレーションモデルの基礎検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 132

グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2022/08/26

タイトル(英語): Preliminary Study on Multi-Agent Simulation Model Considering Block Bidding in the Spot Market

著者名: 茶木原滉平（東京理科大学），山口順之（東京理科大学）

著者名(英語): Kohei Chakihara (Tokyo University of Science), Nobuyuki Yamaguchi (Tokyo University of Science)

キーワード: 電力市場|スポット市場|ブロック入札|electricity market|spot market|block bidding

要約(日本語): JEPXでは，翌日に発電する電気と購入する電気を前日までに入札をして取引をする，スポット市場が開かれている。しかし，ブロック入札はそれぞれの入札について約定率を低下させ，約定機会の損失を招く可能性や市場価格のボラティリティを高める等のデメリットも懸念されることから，ブロック入札の基本的な考え方や実施する際の事業者の経済合理的行動などの論点について，今後の評価が重要となる。しかし，入札の仕組みを考えるうえで，シミュレーションによる分析が少ない。そこで本研究では，JEPXスポット市場におけるブロック入札を考慮することが可能な市場取引のマルチエージェントシミュレーションモデル（MAS）を提案する。

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