周波数制御システムの広域化が周波数変動抑制効果に及ぼす影響の分析

カテゴリ: 部門大会

論文No: 136

グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2022/08/26

タイトル(英語): Effects of Frequency Control System Widening on Frequency Fluctuation Suppression

著者名: 梅沢里玖（東北大学），斎藤浩海（東北大学）

著者名(英語): Riku Umezawa (Tohoku University), Hiroumi Saitoh (Tohoku University)

キーワード: 周波数制御|LFC|広域化|Frequency Control|LFC|Widening

要約(日本語): 近年、エネルギー資源問題や地球温暖化問題に関する対策として、再生可能エネルギーの利用が進められている。その中でも、風力発電は近年導入量が急速に伸びている発電方法であるが、地域特性が強く、調整力を持たない発電方法であるため、風力発電が大量導入された地域では調整力の低下が予想されるため、地域間を結ぶ地域連系線の利用による広域運用が近年進められている。　本稿では、2地域連系系統において、一つの地域で再生可能エネルギーが大量導入された際に生じる系統周波数変動の分析を行い、再生可能エネルギーが導入された状況でも効率的な周波数制御を行うことを目的として周波数制御の広域化を検討し、広域化の長短を評価する。

PDFファイルサイズ: 817 Kバイト