電源脱落時における地点毎の周波数変化率の高速概算法

カテゴリ: 部門大会

論文No: 147

グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2022/08/26

タイトル(英語): A simple method of computing the rate of change of frequency at each node in loss of generation

著者名: 会田峻介（電力中央研究所），天野博之（電力中央研究所）

著者名(英語): Shunsuke Aida (The Central Research Institute of Electric Power Industry), Hiroyuki Amano (The Central Research Institute of Electric Power Industry)

キーワード: 周波数変化率|慣性|再生可能エネルギー|電力系統|短絡容量計算|Rate of Change of Frequency|Inertia|Renewable Energy|Power System|Short Circuit Current Calculation

要約(日本語): 今後，インバータ連系電源の更なる導入拡大が見込まれており，系統に並列される同期機が減少して系統の慣性が減少し，電源脱落時の周波数変化率（RoCoF）の増大が懸念されている。RoCoFが過大となるとインバータ連系電源が解列し，周波数が更に大きく低下する恐れがある。インバータ連系電源導入拡大時の周波数安定性解析には連系点毎のRoCoFを求める必要があり，過渡安定度シミュレーション（当所Y法等）で求めることもできるが，実際の様々な系統断面の検討には多大な計算労力を要する。このため，電源脱落時における地点毎のRoCoFの高速概算法を開発し，妥当性を検証した。

PDFファイルサイズ: 597 Kバイト