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マイクログリッドにおける電気自動車のV2G制御の検討

マイクログリッドにおける電気自動車のV2G制御の検討

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カテゴリ: 部門大会

論文No: 150

グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2022/08/26

タイトル(英語): A Study on V2G Control for Electric Vehicles in Microgrid

著者名: 宮田惇平(東京都市大学),中島達人(東京都市大学)

著者名(英語): Jumpei Miyata (Tokyo City University), Tatsuhito Nakajima (Tokyo City University)

キーワード: マイクログリッド|電気自動車|V2G|太陽光発電|系統周波数制御|Δf制御|micro grid|electric vehicle|V2G|photovoltaic power generation|power grid frequency control|delta f control

要約(日本語): 地球温暖化などの環境問題により,再生可能エネルギーが注目されている。経済産業省では,電源構成比(発電量)において2017年では16%である再生可能エネルギーによる発電を,2030年には36~38%(1)とすることを目標とした。また,電気自動車(以下EV)およびプラグインハイブリッド車の新車販売台数を2030年に20~30%とすることも目標としている。太陽光発電(以下PV)をはじめとする再生可能エネルギーによる不安定,不確定な発電は,系統を運用する上で障害となる。つまり,再生可能エネルギーの発電が増えるほど安定した電力を供給することが難しくなる。同期発電機が減少することにより系統の周波数維持が難しくなることも予想される。EVが増えることも電力系統に影響を及ぼす。車載のバッテリーを系統と接続するV2G(Vehicle to Grid)が提案されており(2),定置型の蓄電池を削減できる効果が見込める。本論文では,2030年に向けて急激に変わる電力環境を想定し,不確実性を原因とする需給バランスの短期的な変動による系統の周波数変動を,EVを用いて抑えるためのLFC制御手法の提案を行う。加えてV2Gを採用した際,こうした手法の運用が可能であるかの検証を24時間分のシミュレーションで行う。実際に制御を行うとなると,多くの計測と計算が必要となるため,対象となる系統の規模が限られるものと予想される。今回はマイクログリッドを模擬し,再生可能エネルギーを地産地消するケースを取り扱うことにする。

PDFファイルサイズ: 449 Kバイト

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