ディーゼル発電機削減を目指した離島マイクログリッドにおける直流送電の適用検討
ディーゼル発電機削減を目指した離島マイクログリッドにおける直流送電の適用検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 160
グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2022/08/26
タイトル(英語): Application of HVDC in Remote Island Microgrid for Reducing Synchronous Generator Capacity
著者名: 岩渕諒(東京都市大学),中島達人(東京都市大学)
著者名(英語): Ryo Iwabuchi (Tokyo City University), Tatsuhito Nakajima (Tokyo City University)
キーワード: 離島|マイクログリッド|直流送電|ディーゼル発電機|地絡|remote island|microgrid|HVDC|synchronous generator|ground fault
要約(日本語): 近年, 地球温暖化対策やエネルギー問題の対策として,再生可能エネルギーを利用した分散型電源の導入拡大が進んでいる。しかし, 離島などの独立した系統においては, 再生可能エネルギーの導入により, 需給バランス維持, 周波数・電圧の瞬時変動といった課題が生じる。よって, 離島での電力供給はディーゼル発電機(以下SG)に大きく依存しており, 温室効果ガスを多く排出している。一方, 直流送電(以下HVDC)では, 交流送電と異なり, 送電線に無効電力が発生せず, 電流容量の小さなケーブルで送電できることから, 長距離ケーブル送電では交流送電よりも経済的である(1)。本土・離島間をHVDCと海底ケーブルで連系すれば, HVDCの制御によって, 再生可能エネルギーの導入にあたる課題が解消できるものと考えられる。本論文では, 離島マイクログリッドとHVDCを連系したモデルにて, 離島内の送電線地絡事故を想定した検証を行い, 離島内のSGを削減可能であるかを検証した結果を報告する。
PDFファイルサイズ: 453 Kバイト
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