系統間動揺に対する自励式BTBの影響検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 164

グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2022/08/26

タイトル(英語): Study of the effect of VSC-BTB on Power oscillation

著者名: 芝田和浩（関西電力送配電），羽柴靖人（関西電力送配電），武田康一（関西電力送配電），正城健次（三菱電機），天満耕司（三菱電機），藤井俊行（三菱電機），島津昂之（三菱電機），近藤健一（東芝三菱電機産業システム），森島直樹（東芝三菱電機産業システム）

著者名(英語): Kazuhiro Shibata (Kansai Transmission and Distribution, Inc.), Yasuhito Hashiba (Kansai Transmission and Distribution, Inc.), Koichi Taketa (Kansai Transmission and Distribution, Inc.), Kenji Masaki (Mitsubishi Electric Corp.), Koji Temma (Mitsubishi Electric Corp.), Toshiyuki Fujii (Mitsubishi Electric Corp.), Takayuki Shimazu (Mitsubishi Electric Corp.), Kenichi Kondo (TMEIC), Naoki Morishima (TMEIC)

キーワード: 自励式BTB|系統安定化|VSC-BTB|Power System Stabilizer

要約(日本語): 自励式BTBによる有効電力融通を用いて系統安定化を行った場合に，自励式BTBが連系する2つの系統間で，自励式BTBが電力動揺の位相に影響を及ぼす現象が確認された。そこで，簡単な系統モデルを使い、BTBに系統安定化制御を適用したときの電力系統の特性を検討した。BTBによる系統安定化の安定度解析および理論検討より，振動周波数の異なる2系統であっても，BTBにより有効電力を融通することで，短絡容量の小さな系統の振動周波数が短絡容量の大きな系統の振動周波数に近づくため，両系統の電力動揺が同相化することが明らかになった。

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