連系インバータが系統の高調波電圧に与える影響の評価―インバータの対称分インピーダンスによる考察―
連系インバータが系統の高調波電圧に与える影響の評価―インバータの対称分インピーダンスによる考察―
カテゴリ: 部門大会
論文No: 165
グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2022/08/26
タイトル(英語): Evaluation of the Effect of Grid-connected Inverters on the System Harmonic Voltage - Discussion Based on the Symmetrical Impedance of the Inverter
著者名: WANBIN XING(東京工業大学),佐野憲一朗(東京工業大学)
著者名(英語): Enhin Kei (Tokyo Institute of Technology), Kenichiro Sano (Tokyo Institute of Technology)
キーワード: 系統連系インバータ|高調波|対称座標法|電流制御|Grid-connected inverter|Harmonic|Symmetrical components|Current control
要約(日本語): 電流制御を行う自励式インバータが系統に連系すると,系統の低次高調波の状態を変化させる。インバータには低次高調波を吸収する性質があること,またインバータの高調波特性は電流制御ゲインの影響を受けることが報告されている。こうした事象は,瞬時値シミュレーションにより確認されているが,低次高調波の様相を理論的に評価する手法は確立していない。本稿では,電流制御ゲインがインバータの高調波特性に及ぼす影響を,インバータの対称分インピーダンスを用いて可視化する。これにより,電流制御ゲインの変化をインピーダンスの変化と見なして評価できるようになる。その結果,交流回路理論に基づく考察が可能になる。
PDFファイルサイズ: 766 Kバイト
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