電気自動車のCO2排出量の算出方法と自動車のCO2排出量を効果的に削減するための提案
電気自動車のCO2排出量の算出方法と自動車のCO2排出量を効果的に削減するための提案
カテゴリ: 部門大会
論文No: 224
グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2022/08/26
タイトル(英語): How to Calculate CO2 Emissions from Electric Vehicles and Proposals for Effective Reduction of CO2 Emissions from Automobles
著者名: 畑村耕一(畑村エンジン研究事務所),白木一成(EEPリサーチ)
著者名(英語): Koichi Hatamura (Hatamura Engine Research Office), Kazunari Shiraki (EEP Research)
キーワード: 電気自動車|CO2排出量|電源平均|マージナル電源|カーボンニュートラル|Electric Vehicle|CO2 Emission|Average Emission Factr|Marginal Emission Factor|Carbon Neutral
要約(日本語): 自動車からのCO2排出量の削減のために、BEV一辺倒の政策が欧州を中心に進められている。その根拠は、BEVのライフサイクルCO2排出量がHEVより大幅に少ないという計算結果にあるが、電源平均のCO2排出係数を使っているところに問題がある。再エネの導入が進むと電源平均の排出係数は大幅に小さくなって、現実との乖離が大きくなる。現実に近い評価をするためにはマージナル電源の排出係数を使う必要がある。複雑なシミュレーションを実施してマージナル電源を特定してCO2排出量を計算した例を紹介して、BEVだけでなくHEVの普及も同時に進めることが、効果的なCO2排出量の削減対策になることを報告する。
PDFファイルサイズ: 444 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
