再生可能エネルギー電源の導入拡大に適した系統連系時の電力・水素複合エネルギー貯蔵システムの運転制御方法

カテゴリ: 部門大会

論文No: 232

グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2022/08/26

タイトル(英語): Operation Control Method of Hybrid Energy Storage System Composed of Electric and Hydrogen Energy Storage Systems Connected to the Electric Power Grid Suitable for Expanding the Introduction of Renewable Energy Sources

著者名: 原雄也（東北大学），澤田幹太（東北大学），長崎陽（東北大学），津田理（東北大学）

著者名(英語): Yuya Hara (Tohoku University), Kanta Sawada (Tohoku University), Yoh Nagasaki (Tohoku University), Makoto Tsuda (Tohoku University)

キーワード: エネルギー貯蔵|太陽光発電|分散型電源|水素エネルギー|Energy Storage|Photovoltaic Power Generation|Distributed Generator|Hydrogen Energy

要約(日本語): 脱炭素社会の実現に向けた再生可能エネルギーの導入拡大のために，電力系統に依存しない電力の需給調整や高精度な出力変動補償を実現するエネルギー貯蔵装置が必要となる。そこで，本研究では，非常用電源としての有効性が実証されている「電力・水素複合エネルギー貯蔵システム（HESS）」について，災害時の指定避難所となる小学校を検討対象とし，電力系統と連系した場合に，太陽光発電装置の導入量を最大にするHESSの構成方法や運転制御方法について検討した。結果より，太陽光発電装置の導入量は，HESSの適用により大きく改善できることがわかった。また，電力系統に依存することなく，電力の需給調整や高品質電力の安定供給が可能となることを示した。

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