電力レジリエンス強化に資する系統安定化システムの機能拡張
電力レジリエンス強化に資する系統安定化システムの機能拡張
カテゴリ: 部門大会
論文No: 241
グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2022/08/26
タイトル(英語): Improvement of SSC for Enhancing the Power System Resilience
著者名: 兼島安洋(沖縄電力),大湾朝哲(沖縄電力),島航(沖縄電力),吉田知洋(沖縄電力),金子敏章(沖縄電力),草場健一郎(三菱電機),佐々木孝志(三菱電機),小和田靖之(三菱電機)
著者名(英語): Yasuhiro Kaneshima (The Okinawa Electric Power Co., Inc.), Tomonori Owan (The Okinawa Electric Power Co., Inc.), Wataru Shima (The Okinawa Electric Power Co., Inc.), Tomohiro Yoshida (The Okinawa Electric Power Co., Inc.), Toshiaki Kaneko (The Okinawa Electric Power Co., Inc.), Kenichiro Kusaba (Mitsubishi Electric Corporation), Takashi Sasaki (Mitsubishi Electric Corporation), Yasuyuki Kowada (Mitsubishi Electric Corporation)
キーワード: 系統安定化システム|不足周波数リレー|再生可能エネルギー電源|レジリエンス|SSC(System Stabilizing Controller)|UFR|Renewable Energy Sources(RES)|Resilience
要約(日本語): 沖縄本島系統は,他社との連系がない小規模・独立系統であり,並入される発電機台数も少なく,電源脱落が発生した場合には周波数が大幅に低下する恐れがある。沖縄電力では,周波数低下に対する安定化対策として,中央演算方式の系統安定化システム(System Stabilizing Controller:以降SSCと表記)を開発・導入している。2012年の運用開始以降,電源脱落の発生を正しく検出し安定化制御を実施することで,周波数低下を抑制し並列発電機の連鎖脱落による大規模停電を回避している。一方,2050年のカーボンニュートラル実現に向け再生可能エネルギー電源が大量導入されており,電力ネットワークに与える影響も大きくなりつつある。また,地震等の自然災害に対して電力レジリエンス強化に向けた取り組みが求められている。これらの電力系統の変化に対して,SSCの機能拡張を実施したので,報告する。
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