再生可能エネルギー電源導入拡大に伴う給電運用者向け電力系統の定態安定度可視化について

カテゴリ: 部門大会

論文No: 246

グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2022/08/26

タイトル(英語): Visualization of steady state stability of the power system for power grid operater due to expansion of re-newable energy

著者名: 中岡源太（四国電力送配電），宍戸厚（四国計測工業），北島正貴（四国計測工業），池田健輔（四国計測工業）

著者名(英語): Nakaoka Genta (Shikoku Electric Power Transmission & Distribution Co.,Inc.), shishido Atsushi (Shikoku Instrumentation Co.,Ltd.), kitajima Masataka (Shikoku Instrumentation Co.,Ltd.), Ikeda Kensuke (Shikoku Instrumentation Co.,Ltd.)

キーワード: 再生可能エネルギー|相差角|内部相差角|可視化|給電運用業務支援|Re-newable energy|Phase difference angle|internal phase angle|Visualization|Supporting for load dispatching operations

要約(日本語): 再生可能エネルギー電源や蓄電池の多くはインバータを介して電力系統に連系されており、特別な制御がなされない限り、同期化力や慣性力を持たないため、系統全体の同期化力や慣性力が低下し、電力系統の安定性が保てなくなることが懸念されている。　今回、再エネ導入拡大に伴い、基準電気所と監視対象発電機の内部相差角に着目した送電限界をリアルタイムで可視化するシステムを給電制御所に設置して、実運用に供したことから報告する。　本システムにおいては、電力系統の実潮流および再エネ出力変化に伴う運用者サポート機能の有効性を確認した。

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