往復気流中の風向板取付角が5枚翼垂直軸タービン特性に及ぼす影響

カテゴリ: 部門大会

論文No: 274

グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2022/08/26

タイトル(英語): Effect of Installation Angles of Wind Direction Plates in Reciprocating Airflow for Characteristics of 5-Blade Vertical Axis Turbine

著者名: 髙悠介（日本大学），辻健太郎（日本大学），直井和久（日本大学），吉川将洋（日本大学），吉田和範（日本大学），嶋俊雄（日本大学），槻舘悦浩（日本大学），塩野光弘（日本大学）

著者名(英語): Yusuke Taka (Nihon University), Kentaro Tsuji (Nihon University), Kazuhisa Naoi (Nihon University), Masahiro Yoshikawa (Nihon University), Kazunori Yoshida (Nihon University), Toshio Shima (Nihon University), Etsuhiro Tsukidate (Nihon University), Mitsuhiro Shiono (Nihon University)

キーワード: OWC型波力発電|往復気流発生装置|垂直軸タービン|風向板|OWC type wave power generation|Reciprocating airflow generator|Vertical axis turbine|Wind direction plates

要約(日本語): 現在，OWC型波力発電装置には，主に軸流タービンが用いられている。しかし，軸流タービンは発電機をダクト内に設置するため，発電機が塩分を含む気流に晒され腐食しやすいことや，タービンへの気流の流入量を下げてしまうことが考えられる。そこで，我々はOWC型波力発電装置に垂直軸タービンを用いることを提案した。本論文では，往復気流中に設置した風向板の取付角が5枚翼垂直軸タービン特性に及ぼす影響について検討を行った。その結果，今回の測定条件においては風向板の取付角10°において最大タービン効率が0.399となり，風向板を取り付けることで，より大きなタービン効率が得られることを明らかにした。

PDFファイルサイズ: 499 Kバイト