風力発電の長周期変動緩和要件対応のための合成出力目標値の可変制御を適用した指定時間帯一定制御
風力発電の長周期変動緩和要件対応のための合成出力目標値の可変制御を適用した指定時間帯一定制御
カテゴリ: 部門大会
論文No: 275
グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2022/08/26
タイトル(英語): Constant Control during the Designated Time with Variable Control of Total Output Reference for the Grid Code of Long-term Fluctuations for Wind Turbine Generator System
著者名: 後藤立真(福井大学),重信颯人(福井大学),伊藤雅一(福井大学)
著者名(英語): Tatsuma Goto (University of Fukui), Ryuto Shigenobu (University of Fukui), Masakazu Ito (University of Fukui)
キーワード: 風力発電|蓄エネルギー装置|可変制御|連系要件|長周期変動|Wind Turbine Generator System|Energy Storage System|Variable Control|Grid Code|Long-term Fluctuations
要約(日本語): 再生可能エネルギーによる発電は天候に依存するため,電力の供給が安定せず,需給インバランスを引き起こす可能性がある。これにより,系統の運用が困難となることが懸念されている。そこで送配電事業者は出力変動による系統への影響を緩和するため変動緩和要件を設定することがある。本研究では,より多くのエネルギーが必要とされる長周期変動緩和要件に着目し,その要件を満たしつつ蓄エネルギー装置の容量を削減する予測を用いた指定時間帯一定制御を提案する。本稿では,指定時間帯一定制御の予測はずれに対するリスク回避手法として,可変制御を提案した。可変制御を適用した結果,従来の手法であるSOC調整制御と比べESS容量を36%削減できた。
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