風力発電所における出力変化率制限にかかる基礎的検討
風力発電所における出力変化率制限にかかる基礎的検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 280
グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2022/08/26
タイトル(英語): Fundamental Study on Ramp Rate Limit of Wind Farm
著者名: 吉田雄太(電源開発),西尾宣俊(電源開発),鈴木淳(電源開発)
著者名(英語): Yuta Yoshida (Electric Power Development), Nobutoshi Nishio (Electric Power Development), Jun Suzuki (Electric Power Development)
キーワード: 風力発電|グリッドコード|ならし効果|出力変動分析|出力抑制|wind power|grid code|smoothing effect|output fluctuation analysis|suppression control
要約(日本語): 2020年4月に一般送配電事業者の系統連系技術要件に風力発電設備の出力変動緩和対策がグリッドコードとして定められている。具体的には,出力変動により他者に影響を及ぼすおそれがあるときは,発電設備等設置者において出力変化率制限を行ない,発電に必要なエネルギーが得られる状況下において,5分間の最大変動幅が発電所設備容量の10%以下となるような対策を行うこととされている。 そこで本論文では,既に連系・運転している複数の風力発電所の出力実績値を組み合わせ,風車の基数により出力変動やこのグリッドコードを風力発電所の出力変化率制限として適用した場合,ならし効果をふまえた出力抑制量がどのように変化するかを定量的に示した。
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