商品情報にスキップ
1 1

地点別PQ価格に基づく配電系統における需要家側のPCSを用いた電圧管理手法

地点別PQ価格に基づく配電系統における需要家側のPCSを用いた電圧管理手法

通常価格 ¥440 JPY
通常価格 セール価格 ¥440 JPY
セール 売り切れ
税込

カテゴリ: 部門大会

論文No: 282

グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2022/08/26

タイトル(英語): A Voltage Control Method for Distribution Systems Based on Nodal P&Q Prices using PCSs

著者名: 久保龍汰(広島大学),妙中宏行(広島大学),餘利野直人(広島大学/呉工業高等専門学校),佐々木豊(広島大学),造賀芳文(広島大学),田岡智志(広島大学)

著者名(英語): Ryuta Kubo (Hiroshima University), Hiroyuki Taenaka (Hiroshima University), Naoto Yorino (National Institute of Technology (KOSEN), Kure College), Yutaka Sasaki (Hiroshima University), yoshifumi Zoka (Hiroshima University), Satoshi Taoka (Hiroshima University)

キーワード: 配電系統|電圧制御|地点別価格|蓄電池|エージェントベースシミュレーション|Distribution Systems|Voltage Control|Nodal Price|Battery Energy Storage System (BESS)|Agent-based Simulation

要約(日本語): 近年,太陽光発電(PV)の導入が急速に進み,PVが設置された配電系統では,天候による電圧変動が激しく,電圧管理が非常に難しくなっている。著者らの先行研究では,黒板メモリを用いてシステムの情報を共有するマルチエージェント手法に基づき需要家PCSの有効・無効電力価格の提示により配電系統の電圧を管理する手法を提案した。この手法は,需要家PCSを用いた電圧管理手法をベースとし,地点別PQ価格と電圧上限値を各需要家PCSに提示する新しい手法である。需要家PCSにおいては地点別電圧上限値内での電圧維持運用を実施することで実質的な最適運用になるため,制御機器の通信能力を考慮した現実的な通信頻度でのシステム構築が可能である。これまでに昼間PV出力が期待される時間帯において,本手法を適用し,電圧適正化の有効性を確認してきた。一方,夜間における電圧下限について電圧制御は未検討であった。本稿では,先行研究の手法に加えて,夜間需要パタンに起因する系統電圧低下についても考慮して,蓄電池(BESS)を用いて電圧制御を実施することにより,24時間通して電圧を適正範囲内で運用できる手法を提案する。

PDFファイルサイズ: 774 Kバイト

販売タイプ
書籍サイズ
ページ数
詳細を表示する