分散型電源連系系統の配電損失最小構成化に向けてー損失削減ポテンシャル推定のための系統特徴量の検討ー

カテゴリ: 部門大会

論文No: 291

グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2022/08/26

タイトル(英語): Loss Minimum Reconfiguration of Distribution Networks with Distributed Energy Resources: Statistical Feature Representation for Estimating Loss Reduction Potential

著者名: 萩原圭（早稲田大学），藤本悠（早稲田大学），児玉安広（早稲田大学），林泰弘（早稲田大学），池田欧世（東京電力パワーグリッド），佐藤匡人（東京電力パワーグリッド），森健二郎（東京電力パワーグリッド）

著者名(英語): Kei Hagiwara (Waseda University), Yu Fujimoto (Waseda University), Yasuhiro Kodama (Waseda University), Yasuhiro Hayashi (Waseda University), Ohsei Ikeda (TEPCO Power Grid), Masato Sato (TEPCO Power Grid), Kenjiro Mori (TEPCO Power Grid)

キーワード: 配電系統|配電損失最小化|系統構成|分散型電源|上位K選定率|スクリーニング|distribution system|energy loss minimization|network configuration|distributed generation system|top-K selection|screening

要約(日本語): 電力系統システムにおいて配電系統に設置されている区分開閉器を適切に切り替えることにより配電過程で発生する電力損失を極力低減させる配電損失最小構成化技術が期待を集めている。一方この技術は一つの系統への適用にも多大な時間と人手を必要とする。この技術の効果的普及に向け、系統の静的な特徴量から技術適用時の配電損失削減効果を見積もり、技術導入優先度の高い系統を選定する研究が行われてきた。一方、これまでの研究では分散型電源連系による電力潮流の動的かつ複雑な挙動が配電損失削減効果に与える影響は十分に議論されてこなかった。本検討では分散型電源連系系統を対象として、電力潮流の変動を考慮した配電損失削減効果見積もりのための系統特徴量の検討を行い、損失改善量の見積もりの精緻化効果を検証する。

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