電圧低下抑制も可能とするPV用PCSの自動電圧調整方式の検討 ―PV大量連系時のPCS運転力率の算出―
電圧低下抑制も可能とするPV用PCSの自動電圧調整方式の検討 ―PV大量連系時のPCS運転力率の算出―
カテゴリ: 部門大会
論文No: 297
グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2022/08/26
タイトル(英語): Automatic Voltage Regulator of PCS for PV that can also Suppress Voltage Drop - Operation power factor of PCS in case of Large-scale PV Interconnection -
著者名: 森脇滉(電力中央研究所),上村敏(電力中央研究所)
著者名(英語): Akira Moriwaki (Central Research Institute of Electric Power Industry), Satoshi Uemura (Central Research Institute of Electric Power Industry)
キーワード: 太陽光発電|電圧低下現象|PCS|自動電圧調整方式|PV|Voltage Drop Phenomenon|PCS|Automatic Voltage Regulator
要約(日本語): 近年、太陽光発電(PV)等の分散形電源の大量連系により、長亘長の配電線では電圧低下現象が発生しているため、当所ではこれまでに連系可能容量(1)や電圧調整機器の電圧制御手法(2)を検討している。PVに接続されているパワーコンディショナ (Power Conditioning Sub System : PCS)には、電圧上昇抑制機能が搭載されており、本機能を搭載したPCSが連系されている系統では配電線電圧の上限逸脱は回避可能である。しかし、電圧の低下に対する対策機能については具備されていない。一方海外では、これらに対応するためにスマートインバータやVolt-Var制御等により電圧低下を抑制する方式が活用されている。このため、PVをはじめとした分散形電源の逆潮流に起因した電圧低下現象について、発電事業者(起因者)側の対策を検討する必要がある。 本発表では、逆潮流に起因した電圧低下に対して、PV用PCSの自動電圧調整方式として遅相無効電力制御により電圧低下抑制する機能を具備させた際のPCSの運転力率について検討した事項を報告する。
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