SVCとSCC-ShRの協調制御に関する整定値の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 302

グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2022/08/26

タイトル(英語): Examination of set values for Cooperative Control of SVC and SCC-ShR

著者名: 長尾潤（九州電力），白石勝明（九州電力），張本毅（九州電力），長江大輔（九州電力送配電），黒澤育郎（九州電力送配電），河原克樹（九州電力送配電）

著者名(英語): Hiroshi Nagao (Kyushu Electric Power Co.), Katsuaki Shiraishi (Kyushu Electric Power Co.), Tsuyoshi Harimoto (Kyushu Electric Power Co.), Daisuke Nagae (Kyushu Electric Power Transmission and Distribution Co.), Ikurou Kurosawa (Kyushu Electric Power Transmission and Distribution Co.), Katsuki Kawahara (Kyushu Electric Power Transmission and Distribution Co.)

キーワード: 配電系統|静止型無効電力補償装置|自律型配電線電圧調整装置|協調制御|distribution system|Static Var Compensator|Self-control Voltage Compensator|cooperative control

要約(日本語): 太陽光発電の連系量増加に伴う電圧上昇の対策として、九州電力送配電では静止型無効電力補償装置（SVC）または自律型配電線電圧調整装置とリアクトルを組み合わせた機器（SCC-ShR）を活用している。設備構築の低コスト化を目的として、これまでにSVC2台の並列運転に代わってSVC1台とSCC-ShR1台による運用の可能性について検討し、SVCの電圧一定制御モードの基準電圧をSCC-ShRの投入電圧と開放電圧の間に設定することで、協調制御が可能であることを確認した。本稿では、実系統での実証により、電力品質面に影響が無い機器整定値の決定方法について検証した結果を報告する。

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