PV導入可能量最大化を目的としたSVR整定値決定における負荷・PV電流分離機能の効果検証

カテゴリ: 部門大会

論文No: 305

グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2022/08/26

タイトル(英語): Effectiveness of Load/PV Current Separation Function of Grid Control System in Determining SVR Control Parameters for Maximizing PV Hosting Capacity

著者名: 渡部鴻人（早稲田大学），金子曜久（早稲田大学），林泰弘（早稲田大学），岩本泰典（中部電力パワーグリッド），彦山和久（中部電力パワーグリッド），野村英生（中部電力パワーグリッド），福田徳浩（中部電力パワーグリッド）

著者名(英語): Koto Watanabe (Waseda University), Akihisa Kaneko (Waseda University), Yasuhiro Hayashi (Waseda University), Yasunori Iwamoto (Chubu Electric Power Grid), Kazuhisa Hikoyama (Chubu Electric Power Grid), Hideo Nomura (Chubu Electric Power Grid), Tokuhiro Fukuda (Chubu Electric Power Grid)

キーワード: 自動電圧調整器|電圧制御|太陽光発電|電圧集中制御システム|step voltage regulator|voltage control|photovoltaic|grid control system

要約(日本語): 脱炭素社会の実現に向け，PVの導入量増加が見込まれる。日射状況により変動するPV発電出力に合わせた電圧制御のため，中部電力パワーグリッドではセンサ付開閉器やスマートメータ，SVRやLRTから得られる計測情報を集約し，PV導入時の電圧変化に対応したSVR・LRTの整定値を決定する電圧集中制御システム（GCS）を実装している。GCSの特徴は，計測電流を負荷・PV電流へ分離する機能によりPVの有無の双方に対応したSVR整定が可能であることがあげられる。本稿では，実系統モデルを用いた数値計算結果に基づき，計測電流を負荷・PV電流へ分離する機能によるPV導入可能量の増加効果の定量的な評価や，整定値決定の高度化に向けた課題抽出を行う。

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