長距離高圧配電線の末端点負荷における電圧表現式の導出：遠方からの大容量PV装置の連系とその発電可能電力

カテゴリ: 部門大会

論文No: 307

グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2022/08/26

タイトル(英語): Connection Voltage Expression for Load Connected to End Point of Medium Voltage Distribution System: Allowable Output Electricity Power of Distantly Connected Photovoltaic Generation Facility

著者名: 金森涼太朗（名古屋大学），横水康伸（名古屋大学），夏梅翔平（名古屋大学），松村年郎（名古屋産業科学研究所），深江隆之（中部電力パワーグリッド），濱田康佑（中部電力パワーグリッド），水野佑哉（中部電力パワーグリッド），吉江学（中部電力パワーグリッド），岩月秀樹（中部電力），國井康幸（中部電力）

著者名(英語): Ryotaro Kanamori (Nagoya University), Yasunobu Yokomizu (Nagoya University), Shohei Natsuume (Nagoya University), Toshiro Matsumura (Nagoya Industrial Science Research Institute), Takayuki Fukae (Chubu Electric Power Grid Co., Inc.), Kosuke Hamada (Chubu Electric Power Grid Co., Inc.), Yuya Mizuno (Chubu Electric Power Grid Co., Inc.), Manabu Yoshie (Chubu Electric Power Grid Co., Inc.), Hideki Iwatsuki (Chubu Electric Power Co., Inc.), Yasuyuki Kunii (Chubu Electric Power Co., Inc.)

キーワード: 発電可能電力|PV装置|長距離高圧配電線|Allowable Output Electricity Power|Photovoltaic Generation Facility|Medium Voltage Distribution System

要約(日本語): 太陽光発電装置(以下，PVS) が再生可能エネルギー利用の一つとして進んでいる。しかし，PVS の発電電力が供給可能電力を超えてしまった場合，PVS が運転中に解列してしまうと考えられる。　筆者らは，PVS および負荷が各地点に接続された配電線に関して，配電線路特性およびPVS 特性を用いた連系点電圧の代数方程式を導出すること，ひいては，この式を解くことによって，PVS の発電可能電力の上限値Plim の提示を進めてきた。次段階として，本報告では，配電変電所と負荷とを接続する高圧配電線に対して，別の高圧配電線を通じて遠方からPVS が連系される状況を対象として，研究を進めている。負荷接続点電圧VL1 に関する電圧方程式を導き，V2L1の8 次方程式で記述できることを示し，PVS の発電可能電力Plim の算出結果例を述べている。

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