GIS設備診断のための高周波沿面放電を利用したSF6中CF4のCOへの変換とガスセンサによる検出
GIS設備診断のための高周波沿面放電を利用したSF6中CF4のCOへの変換とガスセンサによる検出
カテゴリ: 部門大会
論文No: 315
グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2022/08/26
タイトル(英語): High frequency surface discharge induced conversion of CF4 in SF6 to CO and detection by using a gas sensor
著者名: 浦郷幹太(九州大学),稲葉優文(九州大学),中野道彦(九州大学),末廣純也(九州大学),里秀文(九州電力),宇都宮清司(九州電力)
著者名(英語): Kanta Urago (Kyushu University), Masafumi Inaba (Kyushu University), Michihiko Nakano (Kyushu University), Junya Suehiro (Kyushu University), Hidefumi Sato (Kyushu Electric Power CO. Inc), Kiyoshi Utsunomiya (Kyushu Electric Power CO. Inc)
キーワード: 高周波沿面放電|ガス絶縁開閉装置|CF4|CO|ガスセンサ|high frequency surface discharge|gas insulated switchgear|CF4|CO|gas sensor
要約(日本語): ガス絶縁開閉装置(GIS)の内部は絶縁性能に優れたSF6ガスで充填されており、経年劣化によりGIS内部で異常放電や異常加熱が発生すると、SF6は分解される。そのため、SF6の分解によって発生するガス成分の一つであるCF4を検出することでGISの設備診断が可能である。しかし、低濃度のCF4を直接検出することは困難であるため、本研究ではCF4を含む対象ガスにO2を添加し、放電プラズマによってCF4を検出が容易なCOに変換して、発生したCO濃度をガスセンサで測定することでCF4の濃度を間接的に検出した。その結果、CF4の60%以上がCOに変換され、設備診断のために必要な濃度であり検出目標としている30ppmのCF4を間接的に検出することが可能であることが示唆された。
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