火山灰の付着による送電用がいし絶縁性能への影響評価（その３）－模擬火山灰試料を用いた絶縁特性評価－

カテゴリ: 部門大会

論文No: 325

グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2022/08/26

タイトル(英語): Influence of Volcanic Ash Deposits on Insulating Performance of Transmission Insulators: Part 3 - Evaluation on insulating properties of insulators deposited simulated volcanic ash -

著者名: 本間宏也（電力中央研究所），三好雅仁（電力中央研究所），竹内晋吾（電力中央研究所），土志田潔（電力中央研究所）

著者名(英語): Hiroya Homma (CRIEPI), Masahito Miyorhi (CRIEPI), Shingo Takeuchi (CRIEPI), Kiyoshi Toshida (CRIEPI)

キーワード: がいし|火山灰|フラッシオーバ|絶縁性能|送電線|insulator|volcanic ash|fkashover|insulating performance|transmission line

要約(日本語): 日本列島は、世界有数の火山発生地域であり、大規模噴火による電力設備への影響が懸念される。これまで筆者らは、実際の火山灰試料（阿蘇山降灰、2016年10月採取）を用いた人工試験の実施により、同じ降灰条件においても、がいし種類や設置角度が変わると、火山灰付着量やフラッシオーバ電圧（FOV）が異なることを確認してきた。しかし、火山灰の種類や特徴が異なる場合には、その付着特性および絶縁特性も変化することが予想される。そこで本研究では、阿蘇山以外の降灰試料に対するがいしへ絶縁性能を評価することを目的として、「とのこ（不溶性成分）」に「塩（導電性成分）」を加えた模擬火山灰試料を作製し、各種がいしへの付着・絶縁特性を評価した。

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