シリコーンゴムがいし材料のDDTにおける最大水滴長の画像計測
シリコーンゴムがいし材料のDDTにおける最大水滴長の画像計測
カテゴリ: 部門大会
論文No: 326
グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2022/08/26
タイトル(英語): Evaluation of Water Droplet Length by Image analysis during DDT of Polymer Insulating Materials
著者名: 日比野翔馬(岐阜工業高等専門学校),柴田欣秀(岐阜工業高等専門学校),所哲郎(岐阜工業高等専門学校),近藤高徳(日本ガイシ)
著者名(英語): Syouma Hibino (NIT,Gifu College), Yoshihide Shibata (NIT,Gifu College), Tetsuro Tokoro (NIT,Gifu College), Takanori Kondo (NGK INSULATORS,LTD.)
キーワード: 撥水性|シリコーンゴム|ダイナミックドロップテスト|画像解析|CIGRE|Hydrophobicity|silicone rubber|DDT|Image data analysis|CIGRE
要約(日本語): CIGRE(国際大電力システム会議)において,シリコーンゴムなどの高分子がいし材料の撥水性維持能力の評価方法として,DDT (Dynamic Drop Test)が検討されている。本研究ではDDTにおける撥水性維持能力の「時間的変化過程」を評価するため,電極間の最大水滴長の観測を行った。 今回の研究ではCIGRE事務局より依頼のあった試料12枚に対してDDT実験並びに最大水滴長の計測を画像解析と目視にて行った。その結果、結果電極間の最大水滴長の変化を画像解析でも目視と変わらず可能であるこがわかり,撥水性維持能力の時間的低下を可視化できることを示した。 また,上部電極側と下部電極側両方の最大水滴長の観測結果を比較することで,DDT結果のばらつきの一因として,何らかの理由により両電極からの最大水滴長の伸展に差が生じた場合に,長時間のDDT結果が生じることがわかった。
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