部分放電測定によるシャントリアクトル内部分放電源の同定

カテゴリ: 部門大会

論文No: 336

グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2022/08/26

タイトル(英語): Identification of Partial Discharge Source in Shunt Reactor by Partial Discharge Measurement

著者名: 倉石隆志（電力中央研究所），宮嵜悟（電力中央研究所）

著者名(英語): Takashi Kuraishi (Central Research Institute of Electric Power Industry), Satoru Miyazaki (Central Research Institute of Electric Power Industry)

キーワード: シャントリアクトル|部分放電|TEVセンサ|異常診断|Shunt reactor|Partial discharge|TEV sensor|Fault diagnosis

要約(日本語): 電力用シャントリアクトルで部分放電が発生した場合，放電源が巻線部であれば，部分放電により絶縁紙が炭化して絶縁耐力が低下し，短絡・地絡故障に移行する危険性が高く緊急の対応が必要だが，鉄心部であればその危険性は低いと考えられる。当所では，油中ガス分析でアセチレンが検出されて部分放電の発生が疑われたシャントリアクトルに対し外部診断として周波数応答解析と部分放電測定を適用し，部分放電源を同定した事例を報告している。本稿では，そのうち部分放電測定による部分放電源の同定の概要を紹介する。

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