直流遮断器における外部磁界が及ぼす伸長アーク電圧の算出
直流遮断器における外部磁界が及ぼす伸長アーク電圧の算出
カテゴリ: 部門大会
論文No: 360
グループ名: 【B】令和4年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2022/08/26
タイトル(英語): Calculation of Extended Arc Voltage Affected by External Magnetic Field in DC Circuit Breaker
著者名: 大矢純平(東京都市大学),高山大輝(東京都市大学),高木真宏(東京都市大学),森下穂香(東京都市大学),鈴木祐揮(東京都市大学),任振威(東京都市大学),根本雄介(東京都市大学),岩尾徹(東京都市大学)
著者名(英語): Jumpei Oya (Tokyo City University), Daiki Takayama (Tokyo City University), Masahiro Takagi (Tokyo City University), Honoka Morishita (Tokyo City University), Yuki Suzuki (Tokyo City University), Zhenwei Ren (Tokyo City University), Yusuke Nemoto (Tokyo City University), Toru Iwao (Tokyo City University)
キーワード: 直流遮断器|アーク電圧|アーク長|外部磁界|3次元電磁熱流体シミュレーション|DC circuit breaker|arc voltage|arc length|external magnetic field|three-dimensional electromagnetic thermal fluid simulation
要約(日本語): 直流遮断器は電流零点が存在しないため,限流遮断が利用される。したがって,発生したアークを高速で遮断部へ移動させ,素早くアークを伸長させ消弧させることが重要となる。しかし,外部磁界を適用し,電極間距離を検討した上で伸長されたアーク電圧について算出した報告は少ない。このため,直流遮断器における外部磁界が及ぼす伸長アーク電圧の算出を行った。電極間距離の変化に由来する伸長アーク長の大きさのみがアーク電圧上昇要因ではなく,陽極上への陽極点移動による抵抗の増加もアーク電圧上昇の原因であり,結果としてアークの伸長のみを考慮した場合より早く消弧されることが本研究によって示された。
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