VOC方式GFMインバータの自己同期性に着目した配電系統ブラックスタートに関する検討
VOC方式GFMインバータの自己同期性に着目した配電系統ブラックスタートに関する検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 28
グループ名: 【B】令和5年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2023/08/23
タイトル(英語): VOC-Based GFM Inverter Control Strategy for Distribution System Blackstart with Emphasis on Self-Synchronization
著者名: 渡辺和樹(中部大学/三菱重工業),飯岡大輔(中部大学)
著者名(英語): Kazuki Watanabe (Chubu University/Mitsubishi Heavy Industries, Ltd.), Daisuke Iioka (Chubu University)
キーワード: グリッドフォーミングインバータ|仮想振動子制御|自己同期性|配電系統|ブラックスタート|系統復旧|Grid forming inverter|Virtual oscillator control|Self-synchronization|Distribution systems|Blackstart|Grid restoration
要約(日本語): 電力系統は再生可能エネルギーの主力電源化へ向けた対応が急務である。従来,災害等により系統がブラックアウトした場合,火力発電など電圧源とみなせる大規模電源が系統電圧を確立させることで系統を復旧してきた。しかし,再生可能エネルギーの主力電源化が進められた将来系統においては,分散的に配置されたインバータ電源を主体とした新たな系統復旧の在り方が問われる。本研究では,非線形自励振動子を模擬するVOC(Virtual Oscillator Control)方式をGFM インバータに適用することを想定し,インバータ電源としての同期のし易さ,すなわち自己同期性を考察し,これがインバータ電源群による配電系統ブラックスタートに有用であることを明らかにする。
PDFファイルサイズ: 1,549 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
