高圧気中開閉器の内部浸水における遠隔診断装置の開発
高圧気中開閉器の内部浸水における遠隔診断装置の開発
カテゴリ: 部門大会
論文No: 45
グループ名: 【B】令和5年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2023/08/23
タイトル(英語): A Development of device for remote diagnosis of immersion in air break switch
著者名: 秋葉渉(中国電力),馬場秀央(中国電力),梶山勝哉(中国電力)
著者名(英語): Wataru Akiba (The Chugoku Electric Power Company, Incorporated), Hidetaka Baba (The Chugoku Electric Power Company, Incorporated), Katsuya Kaziyama (The Chugoku Electric Power Company, Incorporated)
キーワード: 気中開閉器|浸水|診断|air break switch|immersion|diagnosis
要約(日本語): 配電線に施設している高圧気中開閉器(以下、「開閉器」という)は内部に雨水が侵入し停電原因となることがある。開閉器内部への浸水有無は目視判定が困難であり、外部から検出できる装置が販売されているが、検出に高所作業が必要であったり精度に課題があることから、地上から容易に浸水有無を確認できる装置の開発ニーズが高まっている。そこで、ファイバーレーザから発出されたレーザ光を開閉器の底面に照射することにより、開閉器底面の表面を加熱してその照射箇所の温度上昇を赤外線サーモカメラで計測し、温度上昇の様子から浸水の有無を判定する方式を考案した。また、機械学習と組み合わせることで、フィールド試験を含め高い精度があることを確認した。
PDFファイルサイズ: 512 Kバイト
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