感度分析に基づく送電設備計画におけるDynamic Line Ratingの導入効果評価手法の基礎検討
感度分析に基づく送電設備計画におけるDynamic Line Ratingの導入効果評価手法の基礎検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 124
グループ名: 【B】令和5年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2023/08/23
タイトル(英語): A Fundamental Study on the Sensitivity Analysis-based Effectiveness Evaluation of Dynamic Line Ratings in Transmission System Expansion Planning
著者名: 渡邊将太(北海道大学),原亮一(北海道大学),北裕幸(北海道大学)
著者名(英語): Shota Watanabe (Hokkaido University), Ryoichi Hara (Hokkaido University), Hiroyuki Kita (Hokkaido University)
キーワード: 送電線混雑|送電設備計画|ダイナミックラインレーティング|感度分析|Transmission Line Congestion|Transmission System Expansion Planning|Dynamic Line Rating|Sensitivity Analysis
要約(日本語): 再生可能エネルギー電源の導入拡大の障壁の一つに,既設送電線容量が不足する「送電線混雑」の問題がある。この問題に対し,運用当日の気象実態に合わせ動的に送電容量を管理するダイナミックラインレーティング(DLR)の考え方が検討されている。著者らは,DLRの不確実性を考慮した上で最適な送電設備計画を策定する手法について研究を進めている。本稿では準備的な検討のために,送電混雑発生を評価するための最適潮流計算の際に付随して得られる感度情報に基づき,DLRの導入効果を評価する手法を提案する。試算により,提案手法は気象条件の不確実性を考慮した上で,高速かつ精度良くDLRの導入効果を推定できることが確認された。
PDFファイルサイズ: 426 Kバイト
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