非同期計測を考慮したセンサ付き開閉器のベクトル計測値とスマートメータ計測値を用いた進化計算によるコレントロピーに基づく配電系統状態推定方式
非同期計測を考慮したセンサ付き開閉器のベクトル計測値とスマートメータ計測値を用いた進化計算によるコレントロピーに基づく配電系統状態推定方式
カテゴリ: 部門大会
論文No: 134
グループ名: 【B】令和5年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2023/08/23
タイトル(英語): Distribution State Estimation Based on Correntropy by Evolutionary Computation Using Vector Measurement Data at IT Switches and Measurement Data of Smart Meters Considering Asynchronous Measurement
著者名: 髙橋琉(明治大学),福山良和(明治大学),関孝二郎(富士電機),大井章弘(富士電機),神通川亨(富士電機),藤本久(富士電機)
著者名(英語): Ryu Takahashi (Meiji University), Yoshikazu Fukuyama (Meiji University), Kojiro Seki (Fuji Electric Co., Ltd.), Akihiro Oi (Fuji Electric Co., Ltd.), Toru Jintsugawa (Fuji Electric Co., Ltd.), Hisashi Fujimoto (Fuji Electric Co., Ltd.)
キーワード: 配電系統状態推定|非同期計測|コレントロピー|スマートメータ|distribution state estimation|asynchronous measurement|correntropy|smart meter
要約(日本語): 配電系統では,全亘長に対し計測点の数が少ないこと,再生可能エネルギーの普及などの背景により,状態推定の重要性が増している。著者らは非同期計測,外れ値が含まれる系統データにも対応可能な状態推定を開発してきた。この手法ではセンサ付開閉器からは電圧・電流の絶対値が得られ,スマートメータの計測値を考慮せずに状態推定が可能であったが,センサ付開閉器から電圧・電流のベクトル値,スマートメータの計測値を得られるとした場合に,状態推定の精度が向上することが期待できた。よって,本論文では非同期計測を考慮したセンサ付開閉器のベクトル計測値とスマートメータの計測値を用いた並列複数集団型GBSODEによるコレントロピーに基づく配電系統状態推定方式を提案し,精度が向上することを確認した。
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