負荷1地点接続下での電圧表現式を基盤とする高圧配電線の複数接続点電圧の導出方法 ―PVSと負荷の接続―

カテゴリ: 部門大会

論文No: 135

グループ名: 【B】令和5年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2023/08/23

タイトル(英語): Evaluation Method of Several Connection Voltages at Medium Voltage Distribution Line -Usage of Voltage Expression Derived under One Load Connection-

著者名: 金森涼太朗（名古屋大学），横水康伸（名古屋大学），荒木竜也（名古屋大学），松村年郎（名古屋産業科学研究所），佐野真也（中部電力パワーグリッド），深江隆之（中部電力パワーグリッド），濱田康佑（中部電力パワーグリッド），岩月秀樹（中部電力），國井康幸（中部電力）

著者名(英語): Ryotaro Kanamori (Nagoya University), Yasunobu Yokomizu (Nagoya University), Tatsuya Araki (Nagoya University), Toshiro Matsumura (Nagoya Industrial Science Research Institute), Shinya Sano (Chubu Electric Power Grid Co., Inc.), Takayuki Fukae (Chubu Electric Power Grid Co., Inc.), Kosuke Hamada (Chubu Electric Power Grid Co., Inc.), Hideki Iwatsuki (Chubu Electric Power Co., Inc.), Yasuyuki Kunii (Chubu Electric Power Co., Inc.)

キーワード: 太陽光発電装置|接続点電圧|供給可能電力|Photovoltaic system|Connection voltage|Allowable power flow limitation

要約(日本語): 太陽光発電装置が再生可能エネルギー利用の1 つとして進み，近年ではメガワット級のPVS が高圧配電線に連系されることがある。しかし，PVS の出力電力が供給可能電力を超過した場合，PVS の発電が停止してしまうことが考えられる。　現在検討している導出方法では，複数のPVS(接続地点数FP)・負荷(接続地点数FL)を一時的に一つに集約することによって，別途導いてきた1地点負荷接続下での電圧表現式を適用し，その後，反復計算を通じて，複数の接続点電圧を導く。本報告では，PVS が連系された状況，すなわちFP=1かつFL=1の状況下である配電線に対して，考案してきた電圧導出方法を適用することによって，接続点電圧の導出例を示し，次いで供給可能電力の算出結果を述べている。

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