系統用蓄電池のLFC/GF利用におけるSOC時間変化の違い
系統用蓄電池のLFC/GF利用におけるSOC時間変化の違い
カテゴリ: 部門大会
論文No: 154
グループ名: 【B】令和5年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2023/08/23
タイトル(英語): Difference of Change in SOC of Grid Battery Energy Storage System (BESS) by its Use in LFC and/or GF
著者名: 伊勢貴洋(名古屋大学),占部千由(名古屋大学),加藤丈佳(名古屋大学),山口遼(中部電力),中地芳紀(中部電力)
著者名(英語): Takahiro Ise (Nagoya University), Chiyori Urabe (Nagoya University), Takeyoshi Kato (Nagoya University), Ryo Yamaguchi (Chubu Electric Power Co., Inc.), Yoshiki Nakachi (Chubu Electric Power Co., Inc.)
キーワード: 負荷周波数制御|ガバナフリー制御|メリットオーダ|蓄電池|AGC30|地域要求量|load frequency control|governor-free control|merit-order|storage battery|AGC30|area requirement
要約(日本語): 導入拡大する再生可能エネルギー電源の出力変動に対応するため、出力応答速度の速い系統用大型蓄電池(BESS)の負荷周波数制御(LFC)やガバナフリー(GF)における利用が期待され、様々な検討が行われている。筆者らも、LFCとGFの双方にBESSを利用することで、大きな残余需要変動の発生時にLFC火力機と連携して対応するLFCの特徴と、細かな周波数偏差Δfの変化に遅れなく追従できるGFの特徴を併せ持ち、周波数変動を効果的に抑制できる可能性があることを確認している。このようなLFC/GFにおけるBESSの利用では、SOCの基準値からの大きな乖離を抑制することが重要である。そこで本稿では、BESSのkWh容量が小さい場合について、BESSのLFC利用、GF利用におけるSOC時間変化を比較し、SOCの変化幅と周波数仕上がりとの関係を評価した。
PDFファイルサイズ: 382 Kバイト
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