C-HILS・MILSによるGrid Forming Inverterの系統安定化効果の検証

カテゴリ: 部門大会

論文No: 163

グループ名: 【B】令和5年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2023/08/23

タイトル(英語): C-HIL and MIL Simulations of Grid Forming Inverter for Validating Powe System Stabilizing Effect

著者名: 岸周矢（東京都市大学），中島達人（東京都市大学），三ツ木康晃（東芝三菱電機産業システム），杉森聡（東芝三菱電機産業システム），橋口弘（東芝三菱電機産業システム）

著者名(英語): Kishi Shuya (Tokyo City University), Nakajima Tatsuhito (Tokyo City University), Mitsugi Yasuaki (Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation), Sugimori Satoshi (Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation), Hashiguchi Hiroshi (Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation)

キーワード: インバータ|慣性|系統安定度|グリッドフォーミング制御|グリッドフォーミングインバータ|inverter|inertia|power system stability|grid forming control|grid forming inverter

要約(日本語): 再生可能エネルギー用や蓄電池用の系統連系インバータに擬似的な慣性や同期化力を具備させる制御手法として, GFL (grid following control)やGFM (grid forming control)の諸方式が国内外で提案されている。著者らはGFMインバータの実用性向上をめざして, 並列運転時の横流抑制制御や不平衡系統事故時の過電流抑制制御の提案およびPSCADやSimulinkを用いたシミュレーション検証を進めてきた。本論文では, 検討してきたGFMインバータの制御手法が, 実際の制御基板に搭載しても機能することを, ディジタルリアルタイムシミュレータTyphoon HILおよび制御用マイコン基板Teensyを組み合わせたC-HILS (control hardware in the loop simulation)で検証した結果について述べる。また, HILSの結果と比較のため, Typhoon HILのみを用いたMILS (model in the loop simulation)の結果についても報告する。

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