マイクログリッドのリアルタイム運用へのQ学習の適用に関する基礎検討
マイクログリッドのリアルタイム運用へのQ学習の適用に関する基礎検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 172
グループ名: 【B】令和5年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2023/08/23
タイトル(英語): Fundamental Study on Application of Q-learning to Realtime Operation in A Microgrid
著者名: 水野智範(北海道大学),原亮一(北海道大学),北裕幸(北海道大学)
著者名(英語): Tomonori Mizuno (Hokkaido University), Ryoichi Hara (Hokkaido University), Hiroyuki Kita (Hokkaido University)
キーワード: マイクログリッド|太陽光発電|不確実性|Q学習|microgrid|solar power|uncertainty|Q-learning
要約(日本語): 効率的なマイクログリッド(MG)の運用を達成するためには,MG内の再生可能エネルギー(RE)電源出力や需要を予測し,最適化などの手段によりスポット市場での戦略を決定することが肝要となる。そこで本研究では,Q学習を適用したMGのリアルタイム運用手法を提案する。電力供給源としてPV,ガスエンジン発電機(GE),蓄電池を有する系統接続形のMGを想定し、前日に約定した系統電力取引量を変更することを避けつつ,運用コストの最小化を試みた。その結果、基本的にGE出力を減らすことで運用コストの削減を図るが,時刻や電力予実差の大きさによっては,敢えてGE出力を増加させることでSOCを確保し,それ以降の時刻の電力不足の際に蓄電池で対応できるような結果が得られた。
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