風力発電所の出力変化率制限を用いた際の電力系統の周波数変動に関する一考察
風力発電所の出力変化率制限を用いた際の電力系統の周波数変動に関する一考察
カテゴリ: 部門大会
論文No: 182
グループ名: 【B】令和5年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2023/08/23
タイトル(英語): A Study on Frequency Fluctuation in Power System for Ramp Rate Limit of Wind Farm
著者名: 吉田雄太(電源開発),西尾宣俊(電源開発),松島勇太(千葉大学),小岩健太(千葉大学),鈴木淳(電源開発)
著者名(英語): Yuta Yoshida (JPOWER), Nobutoshi Nishio (JPOWER), Yuta Matsushima (Chiba University), Kenta Koiwa (Chiba University), Jun Suzuki (JPOWER)
キーワード: 風力発電|グリッドコード|ならし効果|電力系統周波数|出力抑制|wind power|grid code|smoothing effect|power system frequency|suppression control
要約(日本語): 近年,電力系統に再生可能エネルギー発電設備の導入が進んでいる。こうした中,将来の更なる大量導入を見据え,電気の質である周波数を調整目標範囲に維持するため,系統連系規程に新たな規定が2020年に追加された。その後,一般送配電事業者の系統連系技術要件として,風力発電設備に対する出力変動対策がグリッドコードとして定められることとなった。その中の1つに出力変化率を制限する要件がある。そこで本論文では,電力系統の周波数に着目し,電力系統周波数解析ブロックに複数の風力発電所の出力実績値を入力し,ならし効果を考慮した電力系統の周波数変動解析を行い,出力変化率制限が電力系統の周波数変動に与える影響を明らかにする。
PDFファイルサイズ: 395 Kバイト
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