地域社会会計行列に基づく応用一般均衡モデルによる分散型電源の経済効果に関する定量的分析

カテゴリ: 部門大会

論文No: 199

グループ名: 【B】令和5年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2023/08/23

タイトル(英語): Quantitative Analysis on the Economic Effects of Distributed Power Sources with Computable General Equilibrium Model based on Local Social Accounting Matrix

著者名: 西倉寛太（東京大学），小宮山涼一（東京大学），藤井康正（東京大学）

著者名(英語): Kanta Nishikura (The University of Tokyo), Ryoichi Komiyama (The University of Tokyo), Yasumasa Fujii (The University of Tokyo)

キーワード: 応用一般均衡モデル|エネルギー地産地消|分散型エネルギーシステム|過疎地域|ユニバーサルサービス|Computable General Equilibrium Model|Local Production and Consumption of Energy|Distributed Energy Systems|Depopulating Areas|Universal Service

要約(日本語): 分散型電源の普及は、脱炭素化の要請に応える手段として機能するだけでなく、過疎化の進展とともに一層のコスト負担が予想されるユニバーサルサービスとしての電力インフラのあり方に大きな影響を及ぼすことが予想される。本研究では、電力・エネルギーの分散的な供給に基づくエネルギー地産地消コンセプトが地域経済にもたらす影響について、応用一般均衡モデル（CGEモデル）を用いて定量的な分析を行う。ここでは主に、異なるエネルギー供給技術間の技術選択性や、地域経済の循環構造を記述した地域社会会計行列を考慮して独自に構築したCGEモデルの分析手法と、その分析結果について報告する。

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