ハイブリッド蓄電システムを有する仮想同期発電機の基礎検討
ハイブリッド蓄電システムを有する仮想同期発電機の基礎検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 205
グループ名: 【B】令和5年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2023/08/23
タイトル(英語): A study on Virtual Synchronous Generator with Hybrid Energy Storage System
著者名: 平林智萌(千葉大学),小岩健太(千葉大学),残間忠直(千葉大学),劉康志(千葉大学)
著者名(英語): Tomo Hirabayashi (Chiba University), Kenta Koiwa (Chiba University), Tadanao Zanma (Chiba University), Kang-Zhi Liu (Chiba University)
キーワード: 仮想同期発電機|系統連系インバータ|分散型電源|電力貯蔵装置|virtual synchronous generator|grid-connected inverter|distributed generator|energy storage system
要約(日本語): 太陽光発電や風力発電のような分散型電源(DG) の導入拡大に寄与するため,DG に慣性および同期化力を具備した仮想同期発電機(VSG) が提案されている.VSG には電力貯蔵装置(ESS) が必要であるが,高価であるために低容量化が求められる.一般にESS にはリチウムイオン電池(LiB) や電気二重層コンデンサ(EDLC) のいずれかが用いられるが,これらの蓄電デバイスには電力密度とエネルギー密度の間にトレードオフがある.そのため単体の蓄電デバイスでESS を設計する場合には大容量にする必要があり,高コスト化してしまう.本研究ではVSG の導入コスト低減を目的とし,LiB とEDLC からなるハイブリッド蓄電システムを有するVSG を提案する.提案システムの有効性はシミュレーションにより検証する.
PDFファイルサイズ: 324 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
