運輸事業者の配送用EV車両の最適充電／運行計画モデルの構築 ―普通充電・急速充電器混在の効果検討―

カテゴリ: 部門大会

論文No: 206

グループ名: 【B】令和5年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2023/08/23

タイトル(英語): Development of optimal charging planning and fleet management model for EV delivery trucks of a delivery service operator site - impact of mixture of normal charging and quick charging system -

著者名: 山田智之（電力中央研究所），高橋雅仁（電力中央研究所），坂東茂（電力中央研究所）

著者名(英語): Tomoyuki Yamada (Central Research Institute of Electric Power Industry), Masahito Takahashi (Central Research Institute of Electric Power Industry), Shigeru Bando (Central Research Institute of Electric Power Industry)

キーワード: エネルギーシステム|電気自動車|需要側管理|分散型エネルギーリソース|energy management|electric vehicle|demand side management|distributed energy resources

要約(日本語): 脱炭素社会を目指す政策や経済潮流により、運輸事業者が内燃車を電気自動車（EV）へ置き換える動きがある。その際、運輸事業者はEV・充電器だけでなく太陽光発電（PV）設備も併せて導入することで消費電力の脱炭素化を図り、併せて、EV 運用に伴う電気料金（基本料金および従量料金）の増大を抑えるようエネルギーマネジメントを行うことが見込まれる。本稿では、運輸事業者の中でも配送車を運行する需要家がEV を導入しつつも、車両走行に支障をきたさない時間帯にEV 充電を行うためのエネルギーマネジメントを行うケースを想定する。事業所には充電器（普通または急速）とPV も併せて設置し、それらを混在させて運用する時、電力コストを最小化する運用を考える。

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