油中ガス分析でアセチレンが検出された変圧器における部分放電測定

カテゴリ: 部門大会

論文No: 253

グループ名: 【B】令和5年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2023/08/23

タイトル(英語): Partial Discharge Monitoring of Transformer with Acetylene Detected in Dissolved Gas Analysis

著者名: 本間大成（電力中央研究所），倉石隆志（電力中央研究所），宮嵜悟（電力中央研究所），水谷嘉伸（電力中央研究所）

著者名(英語): Taisei Homma (Central Reseach Institute of Electric Power Industry), Takashi Kuraishi (Central Reseach Institute of Electric Power Industry), Satoru Miyazaki (Central Reseach Institute of Electric Power Industry), Yoshinobu Mizutani (Central Reseach Institute of Electric Power Industry)

キーワード: 変圧器|部分放電|異常診断|現場測定|Transformer|Partial discharge|Fault diagnosis|Online measurement

要約(日本語): 変圧器不具合の発見手法として，油中ガス分析による異常診断が多くの現場で採用されている。油中ガス分析でアセチレンが検出された場合には，タップ切換器室中の絶縁油混入，または放電異常の発生が疑われ，異常原因を特定することで合理的な対応をとる必要がある。電力機器の放電異常診断手法として部分放電測定が挙げられる。実変圧器の部分放電を現場で測定した事例はほとんどなく，変圧器の放電異常診断手法を確立するためには実器における部分放電測定手法の検討が急務である。本稿では油中ガス分析でアセチレンが検出された変圧器を対象として，接地電流法により現場で部分放電を測定した結果について報告する。

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