電気自動車の充電に伴う発電所からのCO2排出量の算出方法
電気自動車の充電に伴う発電所からのCO2排出量の算出方法
カテゴリ: 部門大会
論文No: 272
グループ名: 【B】令和5年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2023/08/23
タイトル(英語): Calculation of CO2 emissions from power plants associated with charging electric vehicles.
著者名: 畑村耕一(畑村エンジン研究事務所),白木一成(EEPリサーチ)
著者名(英語): Hatamura Koichi (Hatamura Engine Research Office), Shiraki Kazunari (EEP Research)
キーワード: 電気自動車|CO2排出量|電源平均|マージナル電源|カーボンニュートラル|Electric Vehicle|CO2 Emission|Average Emission Factor|Marginal Emission Factor|Carbon Neutral
要約(日本語): 系統電力の使用に伴う発電所からのCO2排出量の算出は、世界中で全電源平均のCO2排出係数を使って、算出されている。全電源平均を使ったCO2排出量の計算の意味と、マージナル電源の考え方を紹介し、全電源平均とマージナル電源の排出係数が一致しない原因を解説する。電気機器の使用に伴うCO2排出量はマージナル電源の排出係数を使って算出することが適切である。従来の計算ではBEVのCO2排出量が実際より小さく算出されるため、電源のカーボンニュートラル化が進んでいない多くの国や地域でBEVが急速に普及すると、HEVの普及よりCO2排出量が増加する。また、日本の自動車産業が非常に不利な立場に置かれることになる。
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