液中アークへのアークランナー適用
液中アークへのアークランナー適用
カテゴリ: 部門大会
論文No: P66
グループ名: 【B】令和5年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2023/08/23
タイトル(英語): Study of arc runner application to improve arc resistance
著者名: 山澤啓斗(東京工科大学),大塚巧巳(東京工科大学),新海健(東京工科大学)
著者名(英語): Keito Yamazawa (Tokyo university of technology), Takumi Ohtsuka (Tokyo university of technology), Takeshi Shinkai (Tokyo university of technology)
キーワード: アーク|液体|直流遮断|arc|liquid|DC current interruption
要約(日本語): 限流型の直流遮断器の実現を視野に、液中アークの限流効果と液体のエネルギー吸収効果に注目して研究を進めている。これまでに、水中アークの限流効果や、磁界印加効果について報告した。今回、電極と垂直に鉛直方向のアークランナーを設けた。その結果、第1波高値前ではアークランナーありの方がアーク抵抗が高く、なしの場合の2~3倍となった。一方、第1波高値後では、逆転しアークランナーなしのアーク抵抗が高かった。アークランナーを設けることにより、発弧後アークが速やかに駆動され、早期のアーク抵抗上昇が得られた。時間が経過し、アークランナーなしでもアークが延伸すると、アーク長で優位となりアーク抵抗も高くなることがわかった。これらの特性をうまく組み合わせることで効果的にアーク抵抗を向上できる可能性がある。
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