需給調整市場に参入する複数の水電解装置システムーセル劣化のばらつきを考慮した制御ー
需給調整市場に参入する複数の水電解装置システムーセル劣化のばらつきを考慮した制御ー
カテゴリ: 部門大会
論文No: 40
グループ名: 【B】令和6年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2024/08/23
タイトル(英語): Multiple Electrolyzers System Participating in Reserve Market - Control Considering Degradation Variation in Cell Degradation -
著者名: 中村勇太(名古屋工業大学),青木睦(名古屋工業大学)
著者名(英語): Yuta Nakamura (Nagoya Institute of Technology), Mutsumi Aoki (Nagoya Institute of Technology)
キーワード: 自励変換装置|可制御直流負荷|Frequency-Watt制御|需給調整市場|水素|水電解装置|self-commutated converter|controllable DC load|frequency-watt control|reserve market|hydrogen|electrolyser
要約(日本語): 水電解装置が需給調整に貢献するためのリソースの一つとして注目されており,著者らは,需給調整市場に参入する水電解装置を用いたシステムを提案した。しかしながら,水素供給コスト低減のために複数の水電解装置を並列化したシステムでは,装置の運転や個体差によるセル劣化のばらつきを考慮する必要がある。本論文では,需給調整市場に参加する複数の水電解装置間のセル劣化のばらつきを考慮した制御手法を提案するとともに,セル劣化度合が異なる2つの水電解装置を有するシステムについて,実データに基づくシミュレーションを行い,需給調整市場に参加するシステムの制御性と経済性を明らかにした。
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