風力発電所の出力変化率制限時の周波数変動解析に関する一考察-AGC30モデルによる検討-
風力発電所の出力変化率制限時の周波数変動解析に関する一考察-AGC30モデルによる検討-
カテゴリ: 部門大会
論文No: 139
グループ名: 【B】令和6年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2024/08/23
タイトル(英語): A Study on Frequency Fluctuation in AGC30 Model for Ramp Rate Limit of Wind Farm
著者名: 吉田雄太(電源開発),西尾宣俊(電源開発),森田響(千葉大学),小岩健太(千葉大学),鈴木淳(電源開発)
著者名(英語): Yuta Yoshida (JPOWER), Nobutoshi Nishio (JPOWER), Hibiki Morita (Chiba University), Kenta Koiwa (Chiba University), Jun Suzuki (JPOWER)
キーワード: 風力発電|グリッドコード|ならし効果|電力系統周波数|出力抑制|wind power|grid code|smoothing effect|power system frequency|suppression control
要約(日本語): 将来の大規模風力発電設備連系を見据え,2020年に系統連系規程及び一般送配電事業者の系統連系技術要件として,風力発電設備に対し出力変化率を制限する要件が定められた。これまでに著者らは,複数の風力発電所の出力実績値を用いたEAST10機系統モデルによる数値シミュレーションにより,出力変化率制限が電力系統の周波数変動に与える影響を明らかにした。しかしながら,EAST10機系統モデルは定常的な周波数解析に必ずしも適しているとは言えず,一般化されたモデルに基づくさらなる解析が必要であった。本論文では周波数変動をEAST10機系統モデルより詳細に模擬することが可能な周波数シミュレーションの標準解析モデルであるAGC30モデルを使用し、同様の検討を行う。
PDFファイルサイズ: 373 Kバイト
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