東北地方のダーク・ドルドラムズと電力需要の関係

カテゴリ: 部門大会

論文No: 150

グループ名: 【B】令和6年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2024/08/23

タイトル(英語): Relationship between Dark Doldrums and Electricity Demand in Tohoku Region

著者名: 志摩啓太（東京理科大学），近藤潤次（東京理科大学）

著者名(英語): Shima Keita (Tokyo University Of Science), Kondoh Junji (Tokyo University Of Science)

キーワード: ダーク・ドルドラムズ|電力需要|風力発電|太陽光発電|Dark Doldrums|Electricity Demand|wind-power generation|Solar power generation

要約(日本語): 太陽光発電と風力発電の出力データを用いて高需要期にダーク・ドルドラムズがどの程度発生するかどうかを考えるために本論文では東北地方の2019年から2021年までの3年間を調査しました。風力発電のみで考えると年間17％, 太陽光発電のみで考えると年間61％定格出力に対する発電量の割合が10％以下の状態は発生しているとわかった。結果から風力・太陽光発電を併用して用いるときに懸念されるダーク・ドルドラムズは電力需要上位100時間の場合においては3年間の間で1時間しか存在していないのでほとんど発生していないので供給力不足が問題となる高電力需要時にダーク・ドルドラムズは発生していないとわかった。

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