蓄電池システム火災発生時のリスク 分析 と対応手法
蓄電池システム火災発生時のリスク 分析 と対応手法
カテゴリ: 部門大会
論文No: 197
グループ名: 【B】令和6年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2024/08/23
タイトル(英語): Risk analysis and Safety countermeasures in case of BESS fire
著者名: 田代洋一郎(東京電力ホールディングス)
著者名(英語): Yoichiro Tashiro (Tokyo Electric Power Company Holdings)
キーワード: 蓄電池システム|火災事故|消火対応|システム安全|国際標準規格|Battery Energy Storage System|Fire accident|Fire extinguishing response|System safety|International standard
要約(日本語): カーボンニュートラル実現に向けて発電電力の不安定な再生可能エネルギーと相性の良い電力貯蔵システムの活用は必要不可欠となっている。なかでも化学電池を使った蓄電池システム(BESS:Battery Energy Storage System)は貯蔵デバイスである二次電池のコストダウンが電気自動車(EV)普及と相まって進展しているため、その導入量が急速に増加している。一方で、BESSの普及に伴う火災・爆発事故は世界各国で発生・継続しており、2023年も米国・韓国を中心に10件を超す火災事故が発生しており、日本国内でも2024年3月に鹿児島で太陽光発電(PV)併設のBESSの火災事故で消防士が怪我するなど火災発生時の対応が課題となっている。そこで本稿では蓄電池システム火災発生時のリスクを海外の火災事故事例より洗い出し、その対応方法について検討する
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